支え合いの大切さ学ぶ(2021年5月18日付・民報新聞)

 

支え合いの大切さ学ぶ

~福島いのちの電話が公開講座~

 さまざまな悩みに寄り添う福島いのちの電話春季公開講座は15日、福島市市民会館で開かれた。

秋田大大学院医学系研究科准教授の佐々木久長さんが、「おたがいさまのつながりで、安心して生きられる社会をつくる」と題してオンラインで講演した。佐々木さんは、自殺率が高い秋田県で取り組む地域づくり型自殺対策について紹介しながら、コロナ禍で人とのつながりが希薄になっている今だからこそ、支え合い活動の大切さを説いた。

福島いのちの電話の役割にも触れながら、相談者への向き合い方なども助言した。会場には市民ら約20人が訪れ、メモなどを取りながら熱心に聞き入っていた。

 

録音について
福島いのちの電話では、掛けてこられた方の相談内容をよりよく聴くために、相談員の研修の目的に限り、電話を録音しています。
①相談内容を、その他の目的に使用することは一切ありません。
②守秘義務により、相談された方のプライバシーを厳格に守ります。
③電話番号は、こちらに表示されませんので個人を特定することはできません。